TitanFXユーザーの間でも利用が広がっているTitanSocial(タイタンソーシャル)。
誰でも簡単に優秀なトレーダーのシグナルをコピーできる便利なサービスですが、すべてのシグナルプロバイダーが安心して任せられるとは限りません。
今回はTitanSocialで避けるべきシグナルプロバイダーの見極め方について、知っておきたいポイントを詳しく解説します。

TitanSocialとはどんなサービスか
TitanSocialはTitanFXが提供しているコピートレードサービス(コピトレ)です。
実際はPelicanTrading(ペリカントレーディング)という他社サービスと同一の仕組みで運用されており、TitanFX以外の口座も登録されているため、表示されているすべてのプロバイダーがTitanFXユーザーとは限りません。
そのため、表示されている情報だけではプロバイダーの詳細な資金状況や取引環境がつかみにくいケースもあります。
レバレッジ1000倍×自己資本10万円以下は要注意
TitanFXでは通常口座では500倍までのレバレッジ設定が可能ですが、マイクロ口座のみレバレッジ1000倍が利用できます。
そのうえで、自己資本が10万円以下という設定のシグナルプロバイダーは注意が必要です。
この条件に該当する場合、
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自分の資金リスクは極限まで抑えつつ、コピーされることで得られるフィー(報酬)だけで稼ぐことを目的としている
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意図的にハイリスクなトレードを行って短期で目立つ成績を狙っている
という意図があるケースが多く見られます。
リスク管理よりもパフォーマンス重視の運用をしている可能性があるため、安定した運用を求めている方は避けた方が無難です。
月次リターングラフの落とし穴に注意
TitanSocial内で公開されている月次リターンのグラフは現在保有中のポジションの含み損のみが反映されています。
過去のトレードで抱えていた大きな含み損やドローダウンはグラフ上に見えなくなっているため、実際以上に魅力的な成績に見えてしまう場合があります。
含み損の可能性を考慮せずにこのようなプロバイダーに大きめの資金を託すと、想定以上のリスクを背負うことになりかねません。
実績がTitanSocial内のみでしか確認できないプロバイダーは慎重に
TitanSocialは手軽にシグナルを探せる反面、そのサービス内でしか知名度のないシグナルプロバイダーも多いのが現実です。
TitanSocial以外でも実績公開をしていたり、SNSやブログなどでトレードの透明性を担保しているプロバイダーは比較的信頼性が高い傾向にあります。
逆に、TitanSocial内だけでしか知らない、かつ高リターンを狙っているようなプロバイダーは避けた方が安全です。
アプリ内だけの情報だけで判断して高額な資金を任せるのは非常に危険です。
安心して選ぶためのチェックリスト
最後に、TitanSocialでシグナルプロバイダーを選ぶ際の簡単なチェックリストをまとめておきます。
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レバレッジ1000倍+自己資本10万円以下の設定ではないか
マイクロ口座に少額だけ入れてリスクを抑えつつ、フィーで稼ぐ目的の可能性がある。 -
月次リターンが不自然に高すぎないか(複利運用している場合はその限りではない)
低ドローダウンで高リターンは基本的にあり得ない。 -
TitanSocial外でも実績や活動が確認できるか
TitanSocial内でしか知らない人は極力避けるべき
まとめ
TitanSocialは便利なコピートレードサービスですが、利確も損切もすべて託すことになるため、シグナルプロバイダー選びが極めて重要です。
TitanSocial内だけでしか名前を見かけないようなプロバイダーは避け、アプリ外でも実績を確認できるトレーダーを選ぶことを強くおすすめします。
しっかりと見極めて、安全かつ着実な資産運用につなげていきましょう。